ノギネンと申します。今回はPJCS予選でyukiya(@PmYukiya)さんと共有していた構築について紹介します。
↑れいとうビームver.
目次
はじめに
バカクソとは
戦績
yukiya
PJCS2021予選 最高1732
ノギネン
京大カップ準優勝
PJCS2021 予選 爆死
てるチャレ#9 top16
構築経緯
ランクマで見かけたドラパルト+イエッサン♀+ザシアンの並びに魅力を感じてyukiyaさんに相談した。ドラパルトのダイジェットを乗せることを考えると伝説枠はカイオーガの方がいいと言われ、この3体を軸に考えることにした。その後も取り巻きについて色々相談していたが、一緒に考察することにした。
取り巻きを考えるにあたって上の3体で厳しそうだと感じていた黒バドレックスやディアルガを特に意識して2つ案を出した。
①
②(悪)
この2つの構築を試してみると以下のようなことがわかった。
- ポリゴン2のかいでんぱの感触がよかった
- ②の構築はザシアンの上を取れるポケモンがいないため、ザシアン入りの構築に対して厳しい立ち回りを強いられる
- ディアルガにダイスチルを積まれるとウーラオスでの処理が難しくなる
この3点を踏まえて②の構築のウーラオスをレジエレキに変更し、大会やランクバトルで試したところ感触がよかったため、並びは変えず調整を重ねて構築が完成した。
個体解説
カイオーガ
調整
C:11n
HB:A+1陽気ザシアンのきょじゅうざん2発耐え
陽気ボルトロスのダイジェット+ダイサンダー耐え
D:あまり レジエレキの10万ボルトは大体耐える(控えめなら乱数12.5%)
S:+1でS-1レジエレキ、エルフーン抜き
技構成
しおふき-威力150範囲攻撃の最強技。
こんげんのはどう-しおふきのダメージが見込めない時にうつ。ダイマックス時は威力が下がるが、しおふきのPPを節約するために選択することがある。
かみなり-yukiyaさんはれいとうビームを採用していたが、あくびやミラーを意識してかみなりを採用した。
まもる-守りながらダイジェットを乗せるなどしたかったので採用。
持ち物
水技の威力を上げるために"しんぴのしずく"。
しおふきと相性が微妙ないのちのたま、守れないこだわりアイテムではなくタイプ強化アイテムに落ち着いた。
この構築の伝説枠。初手でダイマックスを切ったり、後発のスイーパーとして使ったりと、状況に応じて柔軟に立ち回れるポケモンだった。
ドラパルト
調整
ASぶっぱ
技構成
ゴーストダイブ-メインウェポン。
ダイビング-ドラゴンアローをうつ頻度が少なかったので切って採用した。コータスなどの後出しに対して天候を取り戻しながらカイオーガで攻撃することができる。雨状態なら実質タイプ一致でオーロンゲなどに対して打点を持てる。
アクロバット-ガオガエンとミミッキュの並びに対してアクロバット+ダイストリームでトリルを展開させずにミミッキュを処理することができる。この立ち回りをするためにダイジェットの威力を下げてまでアクロバットを採用した。
りゅうのまい-隙がある時に積む。ダイマックス後に放置される時など、積める状況が割と多かった。
持ち物
フシギバナを特に意識して"ラムのみ"を持たせることにした。
ドラゴン技がない珍しい型になっている。レジエレキのボルトチェンジ+雨ダイストリームでオーロンゲを倒したり、天候を取り戻しながら横のカイオーガで殴るなど、色々な使い方ができた。ドラゴン技がなくて困ることが全然なかったのでダイビングを採用して正解だった。雨ダイストリームで無振りのキョダイリザードンを中乱数で倒すことができ、いのちのたまを持たせると無振りダイマランドロスを確定で倒すことができる。
レジエレキ
調整
CSぶっぱ
技構成
10まんボルト-メインウェポン。かみなりは雨状態以外では命中不安になるので採用しなかった。
エレキネット-S操作をするための技。採用理由といっても過言ではない。
ボルトチェンジ-ダメージを与えつつサイクルを回すために採用。かいでんぱを採用してもよかったかもしれない。
守る-ヘイトを集めやすいので必要だと考えた。
持ち物
行動保証を与えるために"きあいのタスキ"を持たせた。
この枠は元々悪ウーラオスを採用していたが、ザシアンの上を取れるポケモンが欲しかったので同じタスキ枠として採用した。エレキネットでS操作するだけでなく、構築単位であまり打点がない水ポケモンに対して有効な打点を持っていて重宝した。
ポリゴン2
調整
HB:A+2意地っ張りソルガレオ、メタグロスのダイスチル確定耐え(160〜190)
HD:C+2ディアルガの140ダイスチル確定耐え(160〜189)
てだすけアナライズイカサマでA+2 ASダイマソルガレオ確定一発(452〜534/106.6〜125.9%)
技構成
イカサマ-バドレックスやソルガレオを意識して採用。アナライズ補正がかかると割といい火力が出る。
かいでんぱ-ディアルガなど、きつい特殊ポケモンの対策として採用した。
じこさいせい-場持ちさせるために必須の技。
トリックルーム-相手の追い風を切り返すために必要な技。トリルをしてダイマックスカイオーガを通すプランをよくとる。
持ち物
耐久をあげるために"しんかのきせき"を持たせた。
ディアルガやバドレックスを意識して採用したポケモン。はじめは特性トレースで運用していたが、サイコフィールド下でいたずらごころをトレースしてしまう不都合があったので、イカサマの威力が上がる可能性のあるアナライズにした。弱点保険に加入しているソルガレオやメタグロスをてだすけアナライズイカサマで処理することができる。
ガオガエン
調整
A:フレアドライブでB-1HBモロバレルを高乱数(81.2%)
HB:A-1珠白バドレックスのダイアース確定耐え
HD:珠黒バドレックスのダイアース確定耐え
S:ポリゴン2との同速を避けるために4振り
技構成
フレアドライブ-モロバレルやナットレイなどの草タイプに対して貴重な打点になる。
バークアウト-ディアルガや黒バドレックスなどに対してうつ。
すてゼリフ-後攻で返ってカイオーガを無償で出すために採用。デバフをかけるのが強いと思ったためとんぼがえりより優先した。
ねこだまし-トリルを安定して展開する時などに使う。
持ち物
構築全体に地面の一貫があり、少しでも軽減するために"シュカのみ"を選択
いかくやすてゼリフ、バークアウトで相手を弱らせるだけでなく、ドラパルトのダイホロウと合わせて相手を殴りにいくこともよくあった。状況によってはダイマックスを切ることもあった。
イエッサン
調整
HBぶっぱ
S:ゴリランダーを意識して無振り-2
技構成
ワイドフォース-タスキを削ったりするのに役立つ。低耐久だったり抜群を取れるポケモンにはそこそこのダメージが見込める。
てだすけ-ドラパルトやカイオーガの技の威力を上げるために採用。
まもる-少しでも長く場に残したい状況を考えて採用した。
持ち物
きあいのタスキはレジエレキが持っているため特殊耐久を上げる"サイコシード"を選択。
HBに振り切っているのでザシアンのきょじゅうざんを大体耐えることができる。てるチャレではナモのみを持たせてみたが1度も発動しなかったのでサイコシードでよかった。
選出
対壁晴れザシアン
先発
後発@1
ガオガエンのねこだましでオーロンゲを止めながらドラパルトでフシギバナを殴るか、ダイジェットとフレアドライブをフシギバナに集中して大きく削る。裏にコータスがいる場合に天候を取られないようにできるだけ相手のポケモン数を減らしてからカイオーガを出す。
対白バドガエンミミッキュ
先発
後発
ガオガエン+ミミッキュで出されることが多い。カイオーガにねこだましをしてくるためカイオーガをダイマックスさせる。アクロバットとダイストリームの集中でミミッキュを処理して展開を有利に進める。
対ラプラス
先発
後発から2体
カイオーガをダイマックスさせ、イエッサンのてだすけを絡めながらラプラスの横のポケモンを殴り続ける。数的有利を取られないようにイエッサンをできるだけ場に残すことを心がける。
対黒バドレックス
先発
後発+or
※化身ボルトロスがいる場合
先発
後発
速くて耐久が高くないポケモンで構成されている事が多いため、トリルを展開させてカイオーガで攻めていく。ポリゴン2をダイマックスさせてカイオーガとダイアークビートをすることもよくあった。
対ディアルガ
先発
後発
ポリゴン2やガオガエンでディアルガを弱体化させながらカイオーガを通していく。レジエレキを選出する枠がないので、カプ・レヒレがいる時はカイオーガのダイサンダーで早めに処理するか、レヒレ以外を倒してポリゴン2でTOD勝ちを狙う。HP総量の関係で負ける可能性もなくはないが今までレヒレとのTODで負けたことは無い。
さいごに
ここまで読んでくださりありがとうございました。今年は予選抜けれませんでしたが来年こそは抜けられるように頑張りたいと思います。
構築共有してくれたyukiyaさんありがとう。