ダブル復帰からポケパラ本戦までを振り返る

久しぶりにブログを更新します。

ダブルバトルに復帰した今年の夏から、ダブルバトルの非公式全国大会であるポケモンパラレルアリーナ(ポケパラ)権利獲得のために参加したオフ会とポケパラ本戦の振り返り記事となります。

オフ会参加にかかった金額を計算してほしいという要望があったので覚えている限りは書こうと思います。食事代は細かくて面倒なので計算しません。

 

 

 

 

 

 

 

8/19 あいオフ(愛知)

予選グループ(Bo1)

クローズドなので相手の並びは忘れた

2-4 予選敗退

私生活がなんやかんや忙しく、1年以上ポケモンがまともにできていなかったが、8月頃に復帰。

復帰前最後のダブルバトル関連のツイート↓

ナツメグさんたちから月間200勝罰ゲームを課された時に配信してたやつ 懐かしい

復帰当初はポケモンのタイプが変わるのズルいやろ、と思いながらX(旧Twitter)で見つけた構築をレンタルしてひたすらランクマを回していた。ポケモンに復帰して最初のオフはタコ負け。頑張れば勝てるんじゃないかと思ったけど現実はそんなに甘くなかった。

ただ岡崎観光をしただけの東海オンエアファンになって関西に帰還。

 

かかった金額:約27000円

(交通費+宿泊費(1泊)+岡崎観光・東海オンエアグッズ購入)

 

 

 

 

 

9/9 京大カップ双(京都)

予選スイスドロー(Bo1)

クローズドなので相手の並びは忘れた

3-3 予選敗退(33位/58)

 

剣盾時代は追い風構築を扱うことに苦手意識があったが、Suicaパを使ってみるとめちゃくちゃ使いやすく、ランクマで回しまくってそのまま持ち込んだ。8月ランクマはこの構築で最終140位くらい。

パオジアンとウーラオスが熱風両やけどを引いたこと、やなぎにBo3を挑んでわからされたこと、極鶏のラーメンと卵かけご飯が美味しかったことくらいしか覚えていない。

 

かかった金額:2050円

(交通費)

 

 

 

 

 

9/17 DEXオフ(東京)

オープンチームシート形式

予選スイスドロー(Bo3)

 

R1

 ××

R2

 ××

R3

 ○××

R4

 ×○×

R5

 ○○

R6

 ○○

R7

悪 ○○

3-4 予選敗退(90位/142)

 

OTSで予選からBo3のオフ会ではスタン系の構築を使いたいと思い、WCSで結果を残した雨サーフゴー(通称ナイン雨)をランクマで練習していた。10位から50位くらいをウロウロできていたので感触はよかったが、前日のフレ戦で不安になってサーフゴーをハバタクカミに変えたところタコ負け。

ぽんぽんたさんとの1戦目がTODで勝敗決定かつ3戦目までもつれ込むくらい魂をかけたカイナバレルミラーがめちゃくちゃ楽しかった。

top4くらいまで残っていたくろたまさんを置いてナツメグさん、えりーぜさんとラーメンを食べに行った。くろたまさんの飯募集ツイートを尻目に宿へ向かう。

 

 

 

 

9/18 てるるんチャレンジオフライン(東京)

オープンチームシート形式

予選スイスドロー(Bo3)  

 

R1

 ○○

R2

 ○○

R3

 ○○

R4

 ×○×

R5

 ×○×

3-2 予選通過(26位/128)

 

決勝トーナメント(Bo3)

top32

悪 ××

 

前日はタコ負けしたのでハバタクカミをサーフゴーに戻した。

たまたまその時関東に滞在していて、見学に来ていただびでさんからラウンドごとにフィードバックをもらっていた。

3連勝からの2連敗で予選抜けをするも、コータスクレセガチグマに対する立ち回りがわからず、トナメ即負け。

予選を初めて抜けられたのはよかった。

 

かかった金額:約41000円

(交通費+宿泊費(2泊))

 

 

 

 

 

9/23 ちゃんはのチャレンジカップ(兵庫)

予選グループ(Bo1)

クローズドなので相手の並びは忘れた

5-1 予選通過(グループ1位)

 

決勝トーナメント(Bo3)

top32 ○○

top16 ×○○

top8 ××

ポケパラ権利獲得

 

ちょうどDLCが解禁されたタイミングに開催されたオフ会。追加技+持ち物のみ使用可能というランクマでは練習できないルールで全く自信がなかった。

追加技が強く使えると考えて、Suicaパを持ち込んだ。ゴリランダーにグラススライダーを採用し、相手のグラススライダーを意識してウーラオスは毒、ハバタクカミは草にテラスタイプを変更。

ポケパラ権利がかかったtop16の1戦目は、最初のターンにサーフゴーのゴールドラッシュで2体とも倒されてほぼ1ターンキル状態だった。

上から殴られるだけで負けるので、トルネロス+速いメガネサーフゴーだけは本当に当たりたくなくて絶望していた。ウーラオスは準速だが、最速サーフゴーと同速になるし、メガネ持ちで10万ボルトを採用していそうだったので初手からは出しづらかった。

2戦目からはパオジアンで圧をかけて、相手だけに追い風をさせない立ち回りをして気合いで権利獲得。

遠征を結構していたが、結局自宅から30分で行けるオフ会で権利を獲得することになった。ただ、遠征は無駄ではなく、オフ会に何回か出た経験が糧となったことで権利を獲得することができたと思う。

 

かかった金額:820円

(交通費)

 

 

 

 

 

10/8 しずくオフ(兵庫)

 オープンチームシート形式

 

予選グループ(Bo1)

1.

 ○

2.

 ○

3.

 ○

4.

 ○

5.

 ○

6.

 ○

6-0 予選通過(グループ1位)

 

決勝トーナメント(Bo3)

top32 

忘れた ○○

top16 

忘れた ○○

top8

 ○××

 

2連続でtop8という成績を収めることができた。構築の感触がよかったのでポケパラで使う構築はこれをベースに考えることにした。

オフの後に飲み会をしていたら終バスがなくなったので最寄り駅からタクシーで帰宅。

キタカミプロローグは爆死した。

 

かかった金額:2610円

(交通費)

 

 

 

 

 

10/14,15 てるるんチャレンジ(オンライン)

オープンチームシート形式

 

予選スイスドロー(Bo3)

R1

 ○○

R2

 ××

R3

 ××

R4

 ○○

R5

悪  ○×○

R6

 ○○

R7

悪 ○○

R8

 ××

5-3 予選敗退(53位/295)

 

権利は既に持っていたが、久しぶりに予選落ちしたのはめちゃくちゃ悔しかった。次の日くらいまでは負けたことを引きずっていた。ただ、1-2の崖っぷち状態から5-2でタマを賭けられるところまで耐えられたことは自信になった。(タマ取られたけど)

 

かかった金額:0円

 

 

 

 

 

10/21,22 テラスクエアforポケモンパラレルアリーナ(オンライン)

オープンチームシート形式

 

予選スイスドロー(Bo3)

R1

悪 ○○

R2

 ○○

R3

 ○×○

R4

 ×○○

R5

 ×○○

R6

 ××

R7

 ○○

R8

 ○×○

7-1 予選通過(4位/295)

 

決勝トーナメント(Bo3)

top32

××

 

キングオブコント観戦会の予定が直前に入ったのでR3が終わったあと友達の家に行き、R4から飲み会が開かれている横で1人対戦をしていた。キングオブコントは結局半分くらいしか見られなかったので、見逃した部分は家に帰ったあと録画を見返した。サルゴリラ面白かった。優勝おめでとう。コントだと僕はニッ社が好きです。

話を戻すと、Bo3の練習をしていた時に当時勢いを取り戻しつつあった水ウーラオス、炎オーガポン、ゴリランダーが入った追い風構築に全然勝てないことがわかったので、イーユイの枠をヒードランに変えて参加。

てるチャレオンラインでも最後に追い風構築に負けてDay1落ちしたことで何かを変えなければならないと感じていたが、そんな中Bo3の練習に付き合ってくれていたちゃんなーさんからヒードランを入れてみてはというアドバイスがあった。

試してみたところ、練習していた追い風構築と全く同じ並びには負けたが、それ以上にスタン構築に対して妖テラヒードランがめちゃくちゃ強いという収穫があった。追い風構築には選出と立ち回りをさらに練っていけば戦えると感じたし、イーユイが抜けて勝てるか不安だったクレセリア入り構築(特にクレセガチグマ)は気合いでなんとかなるかもしれないと思った。

頻発したスタンパミラーを全て制し、クレセガチグマを気合いでなんとかしたことで予選を7-1で通過。

Day2は超不利構築に即負け。

この大会で確かな手応えを感じてポケパラ本戦はこの並びで出ようと考えるようになった。(結局これで出た)

 

かかった金額:0円

 

 

 

 

 

11/4 ポケモンパラレルアリーナ2023本戦

オープンチームシート形式

 

予選スイスドロー(Bo3)

R1

○○

R2

悪×○○

R3

悪○○

R4

 ×○○

R5

 ×○×

R6

 ××

R7

 ○×○

5-2  予選通過(16位/134)

 

決勝トーナメント(Bo3)

top16

 ○○

top8

 ×○○

準決勝

 ×○×

3位決定戦

 ○×○

 

ついにポケパラ本戦。同じく本戦に出場するやきいもと決勝トナメに上がるには5-0からの2連敗が現実的だという話をしていたが、本当に似たような感じになった。(○○○○××○)

R2でクレセガチグマを引いて絶望していたが、サイチェン読みを全部通したりなど、気合いと運で勝ったことで勢いがついたと思っている。

3-0して昼食を食べている時に発表された次ラウンドの対戦表を見ると、対戦相手が一緒に昼食を食べていたアルファ君だった時は横転が止まらなかった。

なんやかんやあって予選5-2、16位という超ギリギリの成績で決勝トーナメント進出。決勝トーナメントのサブ配信ではヒードラン(nn熱盛)が躍動、オーガポンやタスキを持ったパオジアンを焼いたりしていた。テラスクエアで熱風両外しした個体は本戦前に解雇した。

ヒードランのnnが熱盛、オーガポンのnnがBattle Faceなので自分の構築を勝手に「バトルフェイス京田スタン」と呼んでいる。ちなみに僕は小学生の頃から阪神ファンです。

メイン配信でも準決勝、3位決定戦のどちらも熱盛は活躍。usum時代はキヌガワキッズだったので3位決定戦でキヌガワさんに勝てたことは嬉しかった。非公式全国大会とはいえ、3位という結果は自分にとってどう考えても出来過ぎだと思う。

勝ち負けは置いておいて、配信卓で熱く盛り上がったシーンをお届けできたのではないでしょうか。感想をいただけると嬉しいです。

ヒードランを構築に入れる提案をくれたちゃんなーさんには本当に感謝。

 

かかった金額:約45000円-15000円

(交通費+宿泊費(2泊)-運営からの交通費支給)

↑最後の方書き忘れそうになってた

 

 

 

 

 

さいごに

8月にダブルバトルに復帰して、ポケパラ3位どころか権利すら獲得できると思わなかったので非常に充実していた3ヶ月間でした。ポケパラを企画・運営してくださった方々、各地でオフ会を開催してくださった方々、本当にありがとうございました。

2020年のPJNO、そして2023年のポケモンパラレルアリーナと非公式全国大会には2回出場していますが、公式の全国大会の出場経験はまだ1度もないので、来年こそは公式の全国大会で結果を残すことができるように頑張りたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かかった金額 合計:約103030円

 

ノギネン (@noginen_) / X

【てるチャレ#11ベスト4】在宅ウーラザシアン

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ノギネン(@noginen_)と申します。

今回はてるチャレ#11において予選を5勝2敗で通過し、ベスト4を達成することができた構築を紹介します。

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目次

 

 

 

コンセプト

サイクルを回したり相手にサイクルを回させてザシアンや水ウーラオスが縦に一貫する盤面を作る。

 

 

 

構築経緯

ガオガエンとゴリランダーのねこだましで相手を止めながらサイクルを回す構築が多いことから、先制技を防ぐとこができるイエッサン♀、使っていた時に技の通りがいいと感じた水ウーラオスから構築をスタート。てだすけ+すいりゅうれんだで大体の黒バドレックスを倒すことができる点にも注目し、ウーラオスにはこだわりスカーフを持たせることにした。

f:id:lunarn_poke:20201007013255p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plain

伝説枠はザシアンを採用することにした。ザシアンの弱点をつけるエンテイランドロスのような炎タイプ、地面タイプに対してはウーラオスが強く、逆にウーラオスが苦手とするゴリランダーなどの草タイプやフェアリータイプに対してはザシアンが強いため相性がいいと考えた。

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このままだとおいかぜを展開してくるカイオーガ構築に為す術なく負けるのでレジエレキを採用。

f:id:lunarn_poke:20210421151150p:plain

そして、特性のいかくでザシアンに対して受け出しのきくガオガエンを採用。ねこだましで相手の動きを止めたり、すてゼリフで円滑にサイクルを回すこともできる。

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最後にトリルパやきついグラードン構築などを誤魔化すためにモロバレルを採用した。

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グラードン構築に対してはぺリッパーの採用も考えたが、レジエレキが止まらなくなるのでボツになった。

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個体紹介

ザシアン

f:id:lunarn_poke:20210930111358j:image

f:id:lunarn_poke:20211004153334j:image

調整

調整はこちらの記事から。

jekyll335.hatenablog.com

H:ぶっぱ

S:最速コジョンド+2

A:余り

 

技構成

"せいなるつるぎ"はナットレイツンデツンデに打点を持たせるため。"つるぎのまい"は技を吸えるポケモンが2体いること、サイクルを回す構築が多く積める隙があると考えて採用。

 

持ち物

"くちたけん"を噛ませた。

 

 

イエッサン♀

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調整

HB特化

D:余り

S:ゴリランダーにフィールドを取られないように無振り-2(S個体値27)

 

技構成

スタンダードな技構成。シャドーボールの採用も増えているが、黒バドレックスへの打点はガオガエンが持っているので採用しなかった。

 

持ち物

モロバレルを意識して"ぼうじんゴーグル"を選択。

 

 

ウーラオス

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調整

ASぶっぱ

火力を上げたかったので性格はいじっぱり。

 

技構成

"いわなだれ"はウルガモスなどに対して、"とんぼがえり"はゴリランダーから逃げる時などに使う。

 

持ち物

黒バドレックス、ザシアンの上を取れるように"こだわりスカーフ"を選択。

 

 

レジエレキ

f:id:lunarn_poke:20210930111440j:image

調整

最速CS

 

技構成

スタンダードな技構成。グラードンがキツすぎて一時はあまごいを採用していた。

 

持ち物

行動保証を持たせるために"きあいのタスキ"を選択。

 

 

モロバレル

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調整

HBベース。確認したら変にSに振っていた。

 

技構成

"クリアスモッグ"はゼルネアスやウルガモスジャラランガなど積み技を使ってくるポケモンを意識して採用。

 

持ち物

エンテイガオガエンウルガモスの前で動けるように"オッカのみ"を選択。

 

 

ガオガエン

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調整

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イアル(@iaru_poke)が考案。調整意図はダメ計を回せばわかるらしい。

 

技構成

"じごくづき"は黒バドレックスに対する打点になる。相手のガオガエンより速ければすてゼリフを防げるのでDDラリアットより優先して選択した。

 

持ち物

グラードンランドロスの攻撃を無理矢理耐えるために"シュカのみ"を選択。

 

 

 

選出

対ザシアンf:id:lunarn_poke:20210421151750p:plain

先発f:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainf:id:lunarn_poke:20201007013255p:plain

後発f:id:lunarn_poke:20201007013510p:plainf:id:lunarn_poke:20210421151750p:plain

先発f:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainf:id:lunarn_poke:20201007013510p:plain

後発f:id:lunarn_poke:20210421151750p:plainf:id:lunarn_poke:20201007000753p:plainorf:id:lunarn_poke:20210421151150p:plain

ゴリランダー以外のポケモンに対してすいりゅうれんだが一貫していることが多かったので、フィールド管理をしつつウーラオスを通すことを心がけていた。

 

対ムゲンダイナPokémon-Icon 890 SWSH.png

先発f:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainf:id:lunarn_poke:20201007013510p:plain

後発f:id:lunarn_poke:20210421151750p:plainf:id:lunarn_poke:20201007013255p:plain

ムゲンダイナが割としんどいので早めに倒すことを心がける。倒せなくても削りを入れておいてウーラオスで倒せるようにする。

 

対黒バドレックスf:id:lunarn_poke:20210421152629p:plain

先発f:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainf:id:lunarn_poke:20201007013255p:plain

後発f:id:lunarn_poke:20210421151750p:plainf:id:lunarn_poke:20201007013510p:plain

耐久振りのバドレックスが増えて、てだすけ+すいりゅうれんだで倒せないことがシーズン後半多かったので、とんぼがえりでガオガエンに繋いだりもしていた。きついイメージはあまり持っていなかったが、相手の構築にレジエレキがいると話が変わってくる。

 

対ゼルネアスf:id:lunarn_poke:20210929003839p:plain

先発f:id:lunarn_poke:20201007013510p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plain

後発f:id:lunarn_poke:20210421151750p:plainf:id:lunarn_poke:20201007000753p:plain

キノコのほうしやクリアスモッグで展開を妨害しながらザシアンを通す。

 

カイオーガf:id:lunarn_poke:20210421151047p:plain

先発f:id:lunarn_poke:20210421151150p:plainf:id:lunarn_poke:20201007013255p:plain

後発f:id:lunarn_poke:20210421151750p:plainf:id:lunarn_poke:20201007000753p:plain

おいかぜよりもサイクルを回してくる構築の方がきつい。おいかぜを展開して殴ってくる構築はレジエレキで割となんとかなるが、相手の構築にレジエレキがいると話が変わってくる。

 

グラードンPokémon-Icon 383 SWSH.png

先発f:id:lunarn_poke:20201007013510p:plainf:id:lunarn_poke:20201007000753p:plain

後発f:id:lunarn_poke:20210421151750p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainorf:id:lunarn_poke:20210421151150p:plain

グラードン以外に電気技の通りがいいこともあってレジエレキを選出することもよくあった。半減実とキノコのほうしのゴリ押しでなんとかしているため、相手の構築にカプ・コケコがいると話が変わってくる。

 

 

 

てるチャレ マッチアップ

予選

R1    ○×○

Pokémon-Icon 716a SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210421151150p:plainPokémon-Icon 645 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20201007013510p:plainf:id:lunarn_poke:20201007000753p:plainPokémon-Icon 437 SWSH.png

 

R2    ×○○

Pokémon-Icon 186 SWSH.pngPokémon-Icon 272 SWSH.pngPokémon-Icon 642 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210421151750p:plainf:id:lunarn_poke:20201210002328p:plainPokémon-Icon 598 SWSH.png

 

R3    ×○○

Pokémon-Icon 890 SWSH.pngPokémon-Icon 245 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20201210002328p:plainf:id:lunarn_poke:20210929005117p:plainPokémon-Icon 473 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20201210003240p:plain

 

R4    ○○

Pokémon-Icon 890 SWSH.pngPokémon-Icon 473 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20200628130040j:plainf:id:lunarn_poke:20210929005117p:plainPokémon-Icon 576 SWSH.pngPokémon-Icon 244 SWSH.png

 

R5    ××

f:id:lunarn_poke:20210421151750p:plainf:id:lunarn_poke:20210421151150p:plainPokémon-Icon 244 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202150324p:plainf:id:lunarn_poke:20201210002941p:plainPokémon-Icon 645a SWSH.png

 

R6    ○○

f:id:lunarn_poke:20210421152629p:plainf:id:lunarn_poke:20210421152308p:plainf:id:lunarn_poke:20201210002328p:plainf:id:lunarn_poke:20210929005117p:plainPokémon-Icon 793 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202150957p:plain

 

R7    ××

Pokémon-Icon 716a SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainPokémon-Icon 245 SWSH.pngPokémon-Icon 637 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20201210002328p:plainf:id:lunarn_poke:20210929005117p:plain

予選 5勝2敗(14位)

 

 

決勝トーナメント

地下    ×○○

Pokémon-Icon 890 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210929005117p:plainf:id:lunarn_poke:20201210002328p:plainPokémon-Icon 473 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainPokémon-Icon 752 SWSH.png

 

ベスト16    ○○

f:id:lunarn_poke:20210421151047p:plainf:id:lunarn_poke:20210202154857p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151157p:plainf:id:lunarn_poke:20210903143207p:plainPokémon-Icon 065 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202145544p:plain

 

準々決勝    ○○

Pokémon-Icon 792 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202150324p:plainf:id:lunarn_poke:20210929005117p:plainf:id:lunarn_poke:20201210002328p:plainf:id:lunarn_poke:20201210003240p:plainf:id:lunarn_poke:20201007000753p:plain

 

準決勝    ×○×

f:id:lunarn_poke:20210421151047p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151157p:plainf:id:lunarn_poke:20210903143207p:plainf:id:lunarn_poke:20210421151150p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainf:id:lunarn_poke:20201210002328p:plain

 

 

 

さいごに

ここまで読んでくださりありがとうございました。ご覧の通りきつい構築が結構多かったのでランクバトルでは結果を残せませんでした。もし質問などがあればTwitterのDMまでお願いします。

 

 

 

twitter.com

【S21使用構築 メモ】バカクソクレセオーガ

ノギネン(@noginen_)と申します。

今回はS21で使用した構築について簡単にまとめました。

f:id:lunarn_poke:20210903140339j:image

 

 

 

目次

 

 

はじめに

バカクソとは

f:id:lunarn_poke:20210420013006j:image

戦績

最高199x 7位(8月30日未明時点)

最終1925 84位

 

 

 

コンセプト

トリックルームを展開し、こだわりメガネを持ったカイオーガで盤面を制圧する。

カイオーガの範囲技で畳み掛けている隙に瞑想を積んだクレセリアで詰める。

 

 

 

構築経緯

全国ダブル環境に比べて悪ウーラオスが数を減らしていることなどから、クレセリアがトリル展開役、詰めの駒としていい仕事をするのではないかと考えた。

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クレセリアが瞑想を積む余裕を作るために高火力の範囲技を叩き込むことができるポケモンが必要であると考え、伝説枠はカイオーガを採用。トリルとの相性も悪くない。

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ついでにゴリランダーのグラススライダーを防ぐためにアマージョを採用。

Pokémon-Icon 763 SWSH.png

クレセリアに対して弱点をつける伝説のポケモンとして主に黒バドレックス、イベルタルルナアーラなどが挙げられる。これらのポケモンを考えてこだわりスカーフを持ったライコウを採用した。特性のせいしんりょくでねこだましを気にせずにバークアウトやシャドーボールで黒バドレックス、ルナアーラの弱点をつくことができ、イベルタルに対しては電気技が有効。

Pokémon-Icon 243 SWSH.png

そして、確実にトリルを展開するためにねこだましを使用できるガオガエンを採用。バドレックスやルナアーラにも打点を持っている。

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最後の枠はゼルネアスを意識してツンデツンデを採用。

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f:id:lunarn_poke:20210421151047p:plainf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainPokémon-Icon 243 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202151355p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151938p:plainPokémon-Icon 763 SWSH.png

 

 

個体紹介

カイオーガ

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れいせいHC (最遅)

火力(水力?)がすごい。ザシアンはワンパン、受け出してきたゴリランダーは大体次のしおふき圏内に入る。ワイドガードが厄介でねっとうが欲しい場面も結構あった。

 

ガオガエン

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しんちょう 流用個体

次からはちゃんと調整したい。

 

ライコウ

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ひかえめ C252/S+1で黒バド抜き/余り耐久

火力に特化させたものの、シャドーボールで黒バドを倒せないことがあるので大体バークアウトを選択していた。再戦ではコジョンドがいる場合、ワイドガードが考えられたので倒せたらラッキーだと思いながらシャドーボールを押していた。中途半端に耐久に振ったが、スカーフ持ちの水ウーラオスを考えるとCS振りの方がいいと思う。

 

クレセリア

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ずぶとい HB振り

HB振りでもアストラルビットはダブルダメージで無補正珠持ちまで確定で耐えることができる。ばんのうがさは雨状態でもつきのひかりの回復量が減らないように仕方なく持たせていたが、相手のカイオーガグラードンなどからのダメージを軽減したり、雨下のぼうふうやかみなりを避けるなど、有効に働いた場面もあったのかなと思う。よくゴリランダーに傘をはたき落とされて悲しかった。

 

アマージョ

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ゆうかん HA振り(最遅)

ボックスにいた色アマカジのS個体値がたまたま0で、王冠を使うのがはばかられたので最遅で使った。ゴリラに対して威厳を示しまくっていた。

 

ツンデツンデ

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さみしがり H244/A252/D12 (B個体値17)

トリル下のアタッカーとして運用したいと考え、ビーストブーストでAが上がる個体を採用。モロバレルを意識してぼうじんゴーグルを持たせた。ワイドガードが欲しい場面もあったがどの技も切れなかった。

 

 

 

選出

基本選出①

f:id:lunarn_poke:20210202151355p:plain@1f:id:lunarn_poke:20210421151047p:plain@1

ゴリランダーがいない時の選出。先発と後発の残りの枠は相手の構築に合わせて選出する。

 

基本選出②

f:id:lunarn_poke:20210202151355p:plainf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainf:id:lunarn_poke:20210421151047p:plainPokémon-Icon 763 SWSH.png

構築にゴリランダーがいる時の基本選出。

 

対黒バドレックス/ルナアーラ構築

Pokémon-Icon 243 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202151355p:plainf:id:lunarn_poke:20210421151047p:plain@1

後発の@1は相手の構築にゴリランダーがいればアマージョモロバレルがいればツンデツンデ、その他はガオガエン選出していたことが多かった。

 

対ゼルネアス構築

f:id:lunarn_poke:20210202151355p:plain@1f:id:lunarn_poke:20210421151047p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151938p:plain

先発の@1はゴリランダーがいればアマージョを選出した。

 

対トリルパ(白バドレックスなど)

f:id:lunarn_poke:20210421151047p:plainPokémon-Icon 763 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202151938p:plainf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plain

非トリル下ではカイオーガ、トリル下ではツンデツンデの範囲技で圧力をかける。

 

 

 

さいごに

惜しくもレート2000を達成できずに悔しい思いをしたので今期はいい結果を残せるよう頑張ります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

twitter.com

バカクソドラパオーガ

ノギネンと申します。今回はPJCS予選でyukiya(@PmYukiya)さんと共有していた構築について紹介します。

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れいとうビームver.

 

 

目次

 

 

 

はじめに

バカクソとは

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戦績

yukiya

PJCS2021予選 最高1732

ノギネン

京大カップ準優勝

PJCS2021 予選 爆死

てるチャレ#9 top16

 

 

 

構築経緯

ランクマで見かけたドラパルト+イエッサン♀+ザシアンの並びに魅力を感じてyukiyaさんに相談した。ドラパルトのダイジェットを乗せることを考えると伝説枠はカイオーガの方がいいと言われ、この3体を軸に考えることにした。その後も取り巻きについて色々相談していたが、一緒に考察することにした。

取り巻きを考えるにあたって上の3体で厳しそうだと感じていた黒バドレックスやディアルガを特に意識して2つ案を出した。

Pokémon-Icon 382 SWSH.pngPokémon-Icon 887 SWSH.pngPokémon-Icon 876a SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainPokémon-Icon 894 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202150324p:plain

Pokémon-Icon 382 SWSH.pngPokémon-Icon 887 SWSH.pngPokémon-Icon 876a SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainf:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plain(悪)

この2つの構築を試してみると以下のようなことがわかった。

  • ポリゴン2のかいでんぱの感触がよかった
  • ②の構築はザシアンの上を取れるポケモンがいないため、ザシアン入りの構築に対して厳しい立ち回りを強いられる
  • ディアルガにダイスチルを積まれるとウーラオスでの処理が難しくなる

この3点を踏まえて②の構築のウーラオスをレジエレキに変更し、大会やランクバトルで試したところ感触がよかったため、並びは変えず調整を重ねて構築が完成した。

Pokémon-Icon 382 SWSH.pngPokémon-Icon 887 SWSH.pngPokémon-Icon 894 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainPokémon-Icon 876a SWSH.png

 

 

個体解説

カイオーガ

f:id:lunarn_poke:20210420115312j:image

調整

C:11n

HB:A+1陽気ザシアンのきょじゅうざん2発耐え

陽気珠ランドロス130ダイマワザ確定耐え

陽気ボルトロスのダイジェット+ダイサンダー耐え

D:あまり レジエレキの10万ボルトは大体耐える(控えめなら乱数12.5%)
S:+1でS-1レジエレキ、エルフーン抜き 

技構成

しおふき-威力150範囲攻撃の最強技。

こんげんのはどう-しおふきのダメージが見込めない時にうつ。ダイマックス時は威力が下がるが、しおふきのPPを節約するために選択することがある。

かみなり-yukiyaさんはれいとうビームを採用していたが、あくびやミラーを意識してかみなりを採用した。

まもる-守りながらダイジェットを乗せるなどしたかったので採用。

持ち物

水技の威力を上げるために"しんぴのしずく"。

しおふきと相性が微妙ないのちのたま、守れないこだわりアイテムではなくタイプ強化アイテムに落ち着いた。

 

この構築の伝説枠。初手でダイマックスを切ったり、後発のスイーパーとして使ったりと、状況に応じて柔軟に立ち回れるポケモンだった。

 

 

ドラパルト
f:id:lunarn_poke:20210420115317j:image

調整

ASぶっぱ

技構成

ゴーストダイブ-メインウェポン。

ダイビング-ドラゴンアローをうつ頻度が少なかったので切って採用した。コータスなどの後出しに対して天候を取り戻しながらカイオーガで攻撃することができる。雨状態なら実質タイプ一致でオーロンゲなどに対して打点を持てる。

クロバット-ガオガエンミミッキュの並びに対してアクロバット+ダイストリームでトリルを展開させずにミミッキュを処理することができる。この立ち回りをするためにダイジェットの威力を下げてまでアクロバットを採用した。

りゅうのまい-隙がある時に積む。ダイマックス後に放置される時など、積める状況が割と多かった。

持ち物

フシギバナを特に意識して"ラムのみ"を持たせることにした。

 

ドラゴン技がない珍しい型になっている。レジエレキのボルトチェンジ+雨ダイストリームでオーロンゲを倒したり、天候を取り戻しながら横のカイオーガで殴るなど、色々な使い方ができた。ドラゴン技がなくて困ることが全然なかったのでダイビングを採用して正解だった。雨ダイストリームで無振りのキョダイリザードンを中乱数で倒すことができ、いのちのたまを持たせると無振りダイマランドロスを確定で倒すことができる。

 

 

レジエレキ
f:id:lunarn_poke:20210420115308j:image

調整

CSぶっぱ

技構成

10まんボルト-メインウェポン。かみなりは雨状態以外では命中不安になるので採用しなかった。

エレキネット-S操作をするための技。採用理由といっても過言ではない。

ボルトチェンジ-ダメージを与えつつサイクルを回すために採用。かいでんぱを採用してもよかったかもしれない。

守る-ヘイトを集めやすいので必要だと考えた。

持ち物

行動保証を与えるために"きあいのタスキ"を持たせた。

 

この枠は元々悪ウーラオスを採用していたが、ザシアンの上を取れるポケモンが欲しかったので同じタスキ枠として採用した。エレキネットでS操作するだけでなく、構築単位であまり打点がない水ポケモンに対して有効な打点を持っていて重宝した。

 

 

ポリゴン2
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調整

HB:A+2意地っ張りソルガレオメタグロスのダイスチル確定耐え(160〜190)
HD:C+2ディアルガの140ダイスチル確定耐え(160〜189)

 

てだすけアナライズイカサマでA+2 ASダイマソルガレオ確定一発(452〜534/106.6〜125.9%)

 

技構成

イカサマ-バドレックスやソルガレオを意識して採用。アナライズ補正がかかると割といい火力が出る。

かいでんぱ-ディアルガなど、きつい特殊ポケモンの対策として採用した。

じこさいせい-場持ちさせるために必須の技。

トリックルーム-相手の追い風を切り返すために必要な技。トリルをしてダイマックスカイオーガを通すプランをよくとる。

持ち物

耐久をあげるために"しんかのきせき"を持たせた。

 

ディアルガやバドレックスを意識して採用したポケモン。はじめは特性トレースで運用していたが、サイコフィールド下でいたずらごころをトレースしてしまう不都合があったので、イカサマの威力が上がる可能性のあるアナライズにした。弱点保険に加入しているソルガレオメタグロスをてだすけアナライズイカサマで処理することができる。

 

 

ガオガエン
f:id:lunarn_poke:20210420115329j:image

調整

A:フレアドライブでB-1HBモロバレルを高乱数(81.2%)
HB:A-1珠白バドレックスのダイアース確定耐え
HD:珠黒バドレックスのダイアース確定耐え
S:ポリゴン2との同速を避けるために4振り

技構成

フレアドライブ-モロバレルナットレイなどの草タイプに対して貴重な打点になる。

バークアウト-ディアルガや黒バドレックスなどに対してうつ。

すてゼリフ-後攻で返ってカイオーガを無償で出すために採用。デバフをかけるのが強いと思ったためとんぼがえりより優先した。

ねこだまし-トリルを安定して展開する時などに使う。

持ち物

構築全体に地面の一貫があり、少しでも軽減するために"シュカのみ"を選択

 

いかくやすてゼリフ、バークアウトで相手を弱らせるだけでなく、ドラパルトのダイホロウと合わせて相手を殴りにいくこともよくあった。状況によってはダイマックスを切ることもあった。

 

 

イエッサン
f:id:lunarn_poke:20210420115321j:image

調整

HBぶっぱ

S:ゴリランダーを意識して無振り-2

技構成

ワイドフォース-タスキを削ったりするのに役立つ。低耐久だったり抜群を取れるポケモンにはそこそこのダメージが見込める。

てだすけ-ドラパルトやカイオーガの技の威力を上げるために採用。

このゆびとまれ-味方のポケモンを守る時に必要。

まもる-少しでも長く場に残したい状況を考えて採用した。

持ち物

きあいのタスキはレジエレキが持っているため特殊耐久を上げる"サイコシード"を選択。

 

HBに振り切っているのでザシアンのきょじゅうざんを大体耐えることができる。てるチャレではナモのみを持たせてみたが1度も発動しなかったのでサイコシードでよかった。

 

 

 選出

対壁晴れザシアンPokémon-Icon 888a SWSH.pngPokémon-Icon 861 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202154058p:plainf:id:lunarn_poke:20210202154314p:plain

先発Pokémon-Icon 887 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plain

後発Pokémon-Icon 382 SWSH.png@1

ガオガエンねこだましでオーロンゲを止めながらドラパルトでフシギバナを殴るか、ダイジェットとフレアドライブフシギバナに集中して大きく削る。裏にコータスがいる場合に天候を取られないようにできるだけ相手のポケモン数を減らしてからカイオーガを出す。

対白バドガエンミミッキュPokémon-Icon 898a SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainPokémon-Icon 778 SWSH.png

先発Pokémon-Icon 382 SWSH.pngPokémon-Icon 887 SWSH.png

後発f:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainPokémon-Icon 894 SWSH.png

ガオガエン+ミミッキュで出されることが多い。カイオーガねこだましをしてくるためカイオーガダイマックスさせる。アクロバットとダイストリームの集中でミミッキュを処理して展開を有利に進める。

ラプラスPokémon-Icon 131g1 SWSH.png

先発Pokémon-Icon 382 SWSH.pngPokémon-Icon 876a SWSH.png

後発Pokémon-Icon 894 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainf:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainから2体

カイオーガダイマックスさせ、イエッサンのてだすけを絡めながらラプラスの横のポケモンを殴り続ける。数的有利を取られないようにイエッサンをできるだけ場に残すことを心がける。

対黒バドレックスPokémon-Icon 898b SWSH.png

先発f:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plain

後発Pokémon-Icon 382 SWSH.pngPokémon-Icon 876a SWSH.pngorPokémon-Icon 894 SWSH.png

 

※化身ボルトロスがいる場合

先発f:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainPokémon-Icon 876a SWSH.png

後発Pokémon-Icon 382 SWSH.pngf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plain

速くて耐久が高くないポケモンで構成されている事が多いため、トリルを展開させてカイオーガで攻めていく。ポリゴン2ダイマックスさせてカイオーガとダイアークビートをすることもよくあった。

ディアルガPokémon-Icon 483 SWSH.png

先発f:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainf:id:lunarn_poke:20201210003728p:plain

後発Pokémon-Icon 382 SWSH.pngPokémon-Icon 876a SWSH.png

ポリゴン2ガオガエンディアルガを弱体化させながらカイオーガを通していく。レジエレキを選出する枠がないので、カプ・レヒレがいる時はカイオーガのダイサンダーで早めに処理するか、レヒレ以外を倒してポリゴン2TOD勝ちを狙う。HP総量の関係で負ける可能性もなくはないが今までレヒレとのTODで負けたことは無い。

 

さいごに

ここまで読んでくださりありがとうございました。今年は予選抜けれませんでしたが来年こそは抜けられるように頑張りたいと思います。

構築共有してくれたyukiyaさんありがとう。

 

 

 

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【S14最終24位】サイコショックホロウビート

ノギネン(@noginen_)と申します。

今回はS14において最終24位を達成した構築について紹介していきたいと思います。

f:id:lunarn_poke:20210201231613j:image

 

 

 

目次

 

 

 

コンセプト

ドラパルトf:id:lunarn_poke:20210202145643p:plainダイホロウ力プ・テテフf:id:lunarn_poke:20210202145544p:plainサイコショックによるホロウビート”で相手の初手ダイマックスポケモンに行動を許さず上から処理し、展開を有利に進める。

上記の2体を通すことが難しそうな場合はトリックルームを展開し、ツンデツンデf:id:lunarn_poke:20210202151938p:plainダイマックスさせて攻めていく。

 

 

 

構築経緯

まんぷくおこう(こうこうのしっぽ)トリック型オーロンゲが流行っていたことから、サイコフィールドの展開によってオーロンゲの変化技を防ぐことができ、かつタイプ一致で抜群を取れるカプ・テテフf:id:lunarn_poke:20210202145544p:plainに注目しました。

ドラパルトf:id:lunarn_poke:20210202145643p:plainを横に並べてサイコショックでホロウビートする動きが強いのではないかと考え、その他の4体はこの2体を並べて選出できない場合に選出できるポケモンで構成することにしました。

f:id:lunarn_poke:20210202145643p:plain+f:id:lunarn_poke:20210202145544p:plainで選出することが難しいポケモンや並びとして以下のようなものがあります。

 

どちらも環境に非常に多いポケモン。こちら側も相手側も抜群を取ることができるが、弱点保険を持っていたり、持っていなくてもドラパルト、カプ・テテフどちらも耐久が高くないので打ち合えない。

ゴースト技が無効であることが非常に厳しい。横のポケモンを殴ろうとしてもサイドチェンジで技を透かされてダイマックスターンを無駄にする恐れがある上、トリルを展開するチャンスも与えてしまう。

  • ドラパルトf:id:lunarn_poke:20210202145643p:plain

同速勝負で負けると対戦に負ける。

2体ともゴーストタイプが効果抜群のため、この指とまれしながら殴られるだけで対戦が終わってしまう。

  • S操作f:id:lunarn_poke:20210202151301p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151157p:plainf:id:lunarn_poke:20201210002628p:plainf:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainf:id:lunarn_poke:20201210003346p:plain

2体とも耐久が高いわけではないので相手の上から殴って倒していかないと厳しい。トリル、おいかぜをされると上から殴られる状況になってしまう。同じ理由でセキタンザンなども厳しい。

 

これらを踏まえてまずはツンデツンデf:id:lunarn_poke:20201210003240p:plainポリゴン2f:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainを採用することにしました。

ツンデツンデはもう1体のダイマックスエースとして、ドラパルトで対処できないファイヤーやトリル展開に強く出ることができます。ダイスチルで防御を上げればメタグロスと打ち合うことも可能です。

ブリザポスもファイヤーに強いトリルアタッカーではありますが、ガオガエンが環境に多くいることもあり、ツンデツンデの方が優位であると考えました。

ポリゴン2ツンデツンデを通す時のトリル展開役として選択。安定した火力、回復技による耐久力を持ち合わせています。

トリル選出をするにあたって安定してトリルを展開したいと考え、ねこだましが使用できるガオガエンf:id:lunarn_poke:20201210002328p:plainを採用することにしました。トリルを安定して展開させるだけでなく、ねこだましの圧力とちょうはつにより、ドラパルトと並べることでこのゆびとまれ+レイスポスの並びにも対抗できると考えました。また、相手からのトリル展開も阻止できます。

最後の1体はメタグロスポリゴン2に対して強い悪ウーラオスf:id:lunarn_poke:20201210004357p:plain


を採用しました。

f:id:lunarn_poke:20210202145643p:plainf:id:lunarn_poke:20210202145544p:plainf:id:lunarn_poke:20201210004357p:plain f:id:lunarn_poke:20201210002328p:plainf:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainf:id:lunarn_poke:20201210003240p:plain

 

 

 

個体紹介

ドラパルトf:id:lunarn_poke:20210202120219j:image

調整

ASぶっぱ 最速

技構成

ドラゴンアロー-ドラゴンタイプやゴースト技が半減、もしくは無効なポケモンへの打点。

ゴーストダイブ-採用理由。ホロウビートするための技。

そらをとぶ-ダイジェットのソース。素早さを上げる他、ゴリランダーなど草タイプへの打点にもなる。

まもる-トリルターンを凌ぐ時などに必要。ダイビングに変更することも考えたが、ダイストリームでガオガエンを倒せないため採用しなかった。

持ち物

火力が欲しかったため”いのちのたまを選択。

 

力プ・テテフ
f:id:lunarn_poke:20210202120233j:image

調整

C:火力が欲しいため特化

S:+1で最速130族抜き

HBD:余り(耐久指数最大)

技構成

サイコショック-ホロウビートするための技。突撃チョッキを持ったポケモンや、めいそうを積んだカプ・レヒレなどに対して安定したダメージを与えることができる。

ムーンフォース-元々この枠はサイコキネシスにしていたがほとんど選択しなかったので変更した。オーロンゲやファイヤーにより大きなダメージを与えたいと考えて採用。

マジカルシャイン-全体を攻撃したい時などに選択する。ウーラオスに対してはこれで足りる。

10まんボルト-テッカグヤなどに対しての打点。トリックを覚えるならこの枠に採用したかった。

持ち物

ドラパルトとホロウビートする際に上から倒されることを避けるため”こだわりスカーフ”を選択。ウーラオスを上から倒すことができるので便利だった。

 

ウーラオス
f:id:lunarn_poke:20210202120230j:image

調整

ASぶっぱ 最速

技構成

インファイト-ポリゴン2などノーマルタイプへの打点。

あんこくきょうだ-メタグロスダイマックス後のテッカグヤに対する打点。

ふいうち-強力な先制技として採用。カプ・テテフとのシナジーがないので他の技に変えるか少し悩んだ。

みきり-ヘイトを集めやすいため必須。

持ち物

行動保証を与えるために”きあいのタスキ”を選択。

 

ガオガエン
f:id:lunarn_poke:20210202120215j:image

調整

流用個体のため忘れました。

技構成

フレアドライブ-草タイプ、鋼タイプへの打点。

ちょうはつ-カプ・レヒレのめいそうや相手からのトリル展開、トリル返しを妨害する目的で採用。

すてゼリフ-相手に小さなダメージを与えるよりデバフをかけて弱らせたかったため蜻蛉返りより優先して採用。

ねこだまし-採用理由。トリルを安定して展開するための技。

持ち物

ランドロスやブリザポスのダイアース、いのちのたまレイスポスのてだすけ+ダイアースを耐えながら動かしたいと考えて”シュカのみ”を選択。

 

ポリゴン2
f:id:lunarn_poke:20210202120223j:image

調整

HCぶっぱ

トライアタック-安定した打点として採用。耐久があるため試行回数を沢山稼ぐことができる。

れいとうビーム-ツンデツンデに対して受け出してくるランドロスに対しての打点。

トリックルーム-採用理由。

自己再生-場持ちさせるために採用。

持ち物

しんかのきせき”一択。

 

ツンデツンデ
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調整

HAベース

S:最遅

技構成

いわなだれ-強力なタイプ一致全体技。ダイマックス時にファイヤーなどに対する打点になる。

ジャイロボール-大体のポケモンに対してアイアンヘッドよりダメージを与えられると考えて採用。ボディプレスの火力を上げたり、ポリゴン2を要塞化するためにダイマックス時には優先して選択する。

ボディプレス-いかくで火力が下がることのない優秀な技。安定してダメージを与えることができる。

まもる-縛られている時などにまもる+ポリゴン2のトリルで縛りを解除するため。まもるがないと思われて集中される場面で有効に働いた。

持ち物

ガオガエンを意識してブリザポスではなくツンデツンデを採用したため、受け出してきたガオガエンを安定して処理する目的で”しろいハーブ”を持たせることにした(以前ツンデツンデを使っていた時はいのちのたまを持たせていたが、いかくが1度でも入っているとガオガエンを倒せないことがあった)。

 

 

 

選出

基本選出①

先発:f:id:lunarn_poke:20210202145643p:plainf:id:lunarn_poke:20210202145544p:plain

後発:f:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plain

ドラパルト+力プ・テテフが通っていそうな時の選出です。先発で相手ポケモンの数を減らして残りはウーラオスや引いて温存しておいた力プ・テテフで倒していきます。

特にまけんきボルトロスはドラパルトで釣ってダイマックスさせておきながらダイホロウ+サイコショックで処理していました。再戦以外では必ず初手ダイマックスしてくれたので対ボルトロス戦はイージーウィンできました。仮に特性がいたずらごころであってもサイコフィールドを展開できているため問題ありません。

対レジエレキ+ウーラオスの並びに対してもウーラオスにダイジェット+マジカルシャインで有利になりますが、裏にポリゴン2が控えていることが多いため②の選出をすることが多かったです。

 

基本選出②

先発:f:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainf:id:lunarn_poke:20210202150721p:plain

後発:f:id:lunarn_poke:20210202151938p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainorf:id:lunarn_poke:20210202145544p:plain

ガラルファイヤーやトリル、おいかぜなど①の選出をすることが難しい場合にこの選出をします。先発でトリルを展開、ツンデツンデダイマックスで頭数を減らして残りのポケモンは後発のウーラオスや力プ・テテフで処理します。頭数を減らすことが難しい場合はダイスチルでポリゴン2を要塞化させる立ち回りを意識します。

 vsバナコーポリ2①f:id:lunarn_poke:20210202154058p:plainf:id:lunarn_poke:20210202154314p:plainf:id:lunarn_poke:20210202150721p:plain

先発:f:id:lunarn_poke:20210202145643p:plainf:id:lunarn_poke:20210202145544p:plain

後発:f:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plainf:id:lunarn_poke:20210202150721p:plainから2体

 vsバナコーポリ2②f:id:lunarn_poke:20210202154058p:plainf:id:lunarn_poke:20210202154314p:plainf:id:lunarn_poke:20210202150721p:plain

先発:f:id:lunarn_poke:20210202145643p:plainf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plain

後発:f:id:lunarn_poke:20210202145544p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainf:id:lunarn_poke:20210202150721p:plainから2体

相手はバナコーで投げてくる場合が多いです。ポリゴン2を初手に出される可能性があることを考えると②の選出の方がいいかもしれませんが、ウーラオスがいるため初手で出されることは少ないです。フシギバナの横のポケモンにダイホロウを選択しながらサイコショックまたは晴れフレアドライブでキョダイフシギバナを1ターンで処理し、有利な状況を作ります。

vsレイスポス+トゲキッスf:id:lunarn_poke:20210202151104p:plainf:id:lunarn_poke:20210202150957p:plain

先発:f:id:lunarn_poke:20210202145643p:plainf:id:lunarn_poke:20210202152040p:plain

後発:f:id:lunarn_poke:20210202145544p:plainf:id:lunarn_poke:20210202151831p:plainf:id:lunarn_poke:20201210003728p:plainから2体

最初のターンはダイマックスせずにドラパルトはまもる、ガオガエンはちょうはつから入ります。相手側はねこだまし+ダイホロウを恐れてレイスポスはダイウォール、トゲキッスマジカルシャインかまもるを選択していることが多いです。トゲキッスにちょうはつが入ればそのままドラパルトをダイマックスさせますが、トゲキッスもまもるを選択していたり、トゲキッスダイマックスしてきた場合(あまりない)はドラパルトを一旦引いて打開ダイマックスさせるなどして戦います。

このゆびとまれ要因がトゲキッスではなくピッピであればレイスポスの耐久が上がるため厳しくなります。その場合はガオガエンポリゴン2を初手に置くことが多いです。 

vs雨パ(トノグドラ)f:id:lunarn_poke:20210202154813p:plainf:id:lunarn_poke:20210202154857p:plain

先発:f:id:lunarn_poke:20210202145643p:plainf:id:lunarn_poke:20210202150721p:plain

後発:f:id:lunarn_poke:20210202151831p:plain@1

超絶不利マッチです。必ずと言っていいほどトノグドラが先発に出てきます。

こちらはドラパルトとポリゴン2を並べていかにも”サイドチェンジ”をするかのように見せかけます。相手がサイドチェンジを読んできたら勝ち、読んでこなかったら負けです。完全に相手依存です。

 

 

 

さいごに

ここまで読んでくださりありがとうございます。全国ダブルルールの3ヶ月のうち2回は30位以内に入ることができましたが、なぜか2回ともツンデツンデが入った構築でした。ツンデツンデありがとう。これからはさらに上を目指して頑張りたいと思います。

 

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【S12最終24位 2013】すたかたかスタンwith茂樹ッス

ノギネン(@noginen_)と申します。

今回はS12において最終24位、レート2013を達成した構築について紹介していきたいと思います。当記事では構築の最終形にたどり着くまでの経緯を中心に書きました。

f:id:lunarn_poke:20201201212604j:image

個体の解説や立ち回りなどの詳細はリバティノートの記事をご覧下さい。

liberty-note.com

目次

 

 

 

構築経緯

S12が始まる前に放送された力・エールさんの配信でFevzi選手が使用していた構築を参考することにしました。

Pokémon-Icon 727 StSd.pngPokémon-Icon 887 StSd.pngPokémon-Icon 356 StSd.pngPokémon-Icon 894 StSd.pngPokémon-Icon 896 StSd.pngPokémon-Icon 788 StSd.png

www.youtube.com

最初に試した並びがこちらです。

Pokémon-Icon 727 StSd.pngPokémon-Icon 887 StSd.pngPokémon-Icon 488 StSd.pngPokémon-Icon 894 StSd.pngPokémon-Icon 805 StSd.pngPokémon-Icon 788 StSd.png

トリルアタッカー枠はブリザポスではなくツンデツンデを採用することにしました。トリル下でブリザポスやその対策として採用されそうなコータスの上から攻撃することができます。ツンデツンデは4倍弱点を2つ持っている点がネックとなりますが、カプ・レヒレツンデツンデの4倍弱点である格闘、地面に対して強く出ることができます。

また、トリル起動役はツンデツンデ方向への地面技をすかすことのできるクレセリアを採用しました。

しばらくこの並びを使用していましたが、気になったことが3点あります。

①トリル展開が不安定

基本的に先発でクレセリアを投げてトリルを展開することが多いですが、ドラパルトやガラルファイヤーなどが先発に出された場合にトリルの展開が非常に不安定になります。

燃え上がる怒りが効果抜群なため、怯んでしまうと取り返しのつかない事になります。

クレセリアが腐る

クレセリアがトリルを展開したとしてもその後に手持ち無沙汰になってしまうことが多くありました。

手助けを持っているとはいえ、もう片方のポケモンで攻撃し続けなければならない状況は非常に厳しいです。クレセリア自身の火力も期待できません。

③ドラパルトをダイマックスさせない

ツンデツンデダイマックスさせていることがほとんどであることに気づきました。ドラパルトを先発でダイマックスさせてもジリ貧で負けてしまうこと、後発に置いてもツンデツンデダイマックスさせる状況が多くありました。

以上の点を踏まえてこの2体より適しているポケモンを探すことにしました。

①②については、クレセリアポリゴン2に変更することで解決できると考えました。Pokémon-Icon 233 StSd.png

ポリゴン2なら燃え上がる怒りで怯んでもリカバリーが効きますし、攻撃にも加勢することができます。

③についてはダイマックスせずとも先発やトリルターンを消費したあとに削りを入れられるポケモンを探したところ、悪ウーラオスが挙がりました。Pokémon-Icon 892 StSd.png

しばらくこの並びPokémon-Icon 727 StSd.pngPokémon-Icon 892 StSd.pngPokémon-Icon 233 StSd.pngPokémon-Icon 894 StSd.pngPokémon-Icon 805 StSd.pngPokémon-Icon 788 StSd.pngで試していましたが、新しい問題点が出てきました。

ダイマックスエースがツンデツンデしかいないため、ツンデツンデを通すのが難しいメタグロステッカグヤカプ・レヒレなどに対して非常にシビアな立ち回りを強いられることがわかりました。

そこでカプ・レヒレウォッシュロトムに変更。Pokémon-Icon 479b StSd.png

テッカグヤカプ・レヒレに対して電気技が有効で、ロトムへの打点も乏しいメタグロスに対しても強く出ることができます。

ロトムを実際に試してみると、ツンデツンデと相性がいいことはわかりましたが、他の並びがあまりしっくり来なかったので

Pokémon-Icon 727 StSd.pngPokémon-Icon 805 StSd.pngPokémon-Icon 233 StSd.pngPokémon-Icon 479b StSd.pngの4体を残してまた考えることにしました。

カプ・レヒレを外したことによって構築単位できつい格闘タイプに強いポケモンがいなくなったため1体はそれらに強く出られるポケモンを採用したいと考えました。

その枠として格闘タイプに強いだけでなくツンデツンデへの地面技を透かすこともできるトゲキッスを採用しました。Pokémon-Icon 468 StSd.png

そして、これまでの5体は素早さが高いポケモンがいないため、最後の1体は素早さが高めであること、ダイマックスの有無に関わらず殴れるポケモンを探したところエースバーンが条件に当てはまりました。Pokémon-Icon 815 StSd.png

 Pokémon-Icon 468 StSd.pngPokémon-Icon 479b StSd.pngPokémon-Icon 727 StSd.pngPokémon-Icon 805 StSd.pngPokémon-Icon 233 StSd.pngPokémon-Icon 815 StSd.png

 

 

 

個体紹介

トゲキッス

f:id:lunarn_poke:20201209115724j:image

H161(4)-A*-B115-C172(252)-D135-S145(252)

マジカルシャイン-格闘タイプへの打点。

エアスラッシュ-フシギバナ、ゴリランダーへの打点。

サイドチェンジ-指だと横のポケモンを確実に守れるが、キッス自身が倒れてしまうのがもったいない。サイチェンだと2体とも生き残ることが多く、相手の裏にいるウーラオスなどのためにキッスを温存できる。

まもる-トリルターン稼ぎ、縛り解除などのため。

 

ロトム
f:id:lunarn_poke:20201209113118j:image

H154(228)-A*-B127-C157(140)-D127-S124(140)

HB

陽気ドラパルトの珠ダイホロウ確定耐え(130〜153)

C

ダイストリームでヒードラン(198-127)確定一発

ハイドロポンプヒートロトム(156-128)15/16で一発

C+2 10万ボルトでコータス(177-91)を15/16で一発

S

最速60族抜き

10まんボルト-テッカグヤなど飛行タイプへの打点。

ハイドロポンプ-略し方で物議を醸していた時があった。ちなみにドロポン派。

わるだくみ-火力がとても高いわけではないので隙がある時に積みたい。思ったより積むタイミングがあった。

まもる-守りたい。

 

ガオガエン
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H201(244)-A135-B122(92)-C*-D145(172)-S58

HD

C特化カプ・レヒレの濁流最高乱数×2以外耐え、ダイストリーム確定耐え

HB

A特化メタグロスのダイアース/ダイロック確定耐え (166〜196)

A特化バンギラスのA-1ダイロック確定耐え(164〜194)

A特化ドリュウズのA-1ダイアース確定耐え(168〜198)

S

最遅

フレアドライブ-相手削りを入れる。構築単位で苦手なカミツルギに大ダメージ与えられるのはうれしい。

バークアウト-デバフかけたい+居座りたい時に。

すてゼリフ-大体のポケモンの襷はツンデツンデのロックで削れると思ったのとデバフをかけて弱らせたかったので蜻蛉返りではなく捨て台詞を選択。

ねこだまし-安定してトリルしたい時によく使う。

 

ツンデツンデ
f:id:lunarn_poke:20201209113131j:image

H168(252)-A201(252)-B231-C*-D123(4)-S16

いわなだれ-範囲攻撃つよい。ダイロックで自身の特殊耐久を高められる。

ジャイロボール-素早さ実数値96以上のポケモンには最大威力(150)をたたき出せる。ダイスチルで相手のポケモン倒した時に物理耐久が2段階上がるのが強い。威力130の技で殴りながら鉄壁積んでるようなもん。

ボディプレス-ビーストブーストでBが上がるので馬鹿力より有用。馬鹿力と違って連打もできる。

まもる-持ってないと思われることが結構多かったので強かった。トリルアタッカー自身にトリルを展開させるのが好みではない。

 

ポリゴン2
f:id:lunarn_poke:20201209113124j:image

H192(252)-A*-B111(4)-C172(252)-D115-S80

トライアタック-思ったより火力が出る。C上がっていたらガオガエン猫騙し+トライアタックでウーラオスを倒せる。

れいとうビーム-ツンデツンデに出してくるランドロスに刺さる。

トリックルーム-採用理由。

じこさいせい-場持ちさせるため。これで粘ってトリル2週目を狙ったりもする。

 

エースバーン
f:id:lunarn_poke:20201209113126j:image

H156(4)-A168(252)-B95-C*-D95-S188(252)

かえんボール-ツンデツンデの通りが悪い鋼タイプへの打点。

とびはねる-ダイジェットのソース。

とびひざげり-悪ウーラオスなどへの打点。HPを偶数にしてしまったので膝2回割ったら終わり。

まもる-トリルターンの調整などのため。ツンデツンデと同様に持ってないと思われることが多かったので強かった。

 

 

 

選出 

基本選出①

先発:Pokémon-Icon 727 StSd.png+Pokémon-Icon 233 StSd.png

後発:Pokémon-Icon 805 StSd.png+@1

 

基本選出②

先発:Pokémon-Icon 468 StSd.png+Pokémon-Icon 233 StSd.png

後発:Pokémon-Icon 805 StSd.png+@1

 

基本選出①、②ともにツンデツンデを通していくプランを理想とする。

 

対バナコーポリ2ウーラオス

先発:Pokémon-Icon 727 StSd.png+Pokémon-Icon 233 StSd.png

後発:Pokémon-Icon 805 StSd.png+Pokémon-Icon 468 StSd.png

可能ならツンデツンデを通すが、状況に応じて柔軟に立ち回る。

ポリゴン2ガオガエンダイマックスさせることもあった。

 

対バンドリ

先発:Pokémon-Icon 727 StSd.png+Pokémon-Icon 479b StSd.png

後発:Pokémon-Icon 233 StSd.png+Pokémon-Icon 815 StSd.png

ポリゴン2をクッションにガオガエンを回しながらロトムダイマックスさせる。

エースバーンがドリュウズの上を取れるように天候を意識して戦う。

ボルトロスがいる場合はツンデツンデを選出する。

 

対レジエレキ+手助け(クレセリアサマヨールなど)

先発:Pokémon-Icon 727 StSd.png+Pokémon-Icon 233 StSd.png

後発:Pokémon-Icon 805 StSd.png+@1

レジエレキダイマ+手助けでポリゴン2を倒そうとしてくることが多いのでポリゴン2ダイマックスさせる。

ダイマレジエレキに攻撃を集中して倒し、その後はダイアタックで相手の素早さを下げながら後ろのポケモン(エースバーン、ロトムなど)で殴る。

トリルで切り返された場合でもツンデツンデがいるので戦える。

 

 

 

さいごに

初めてレート2000を超えることができてとても嬉しいです。

最終日の夜に入っていると思っていたバイトのシフトが入っていなかったおかげだと思います。

それを忘れてバイト先まで行ってしまい「なんでお前来た?」みたいな顔をされて恥ずかしい思いをしましたが、レート2000を達成できたのでそんなのはどうでもいいです。

今期は忙しくてポケモンする時間がなさそうですが、上を目指して頑張りたいと思います。

ここまで読んでくださった方ありがとうございました。

何か質問等ありましたらノギネン(@noginen_)までお願いします。

 

 

 

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【S10最終47位】叩きテンバツ

ノギネン(@noginen_)と申します。

今回はS10で最終47位を取ることができた構築について紹介したいと思います。

この構築はナインさん(@nine_poke784)と相談しながら作成しました。

f:id:lunarn_poke:20201005173608j:image

目次

 

構築経緯

まずはじめに、ナインさんがS9で使用して強さを実感しており、僕自身も気になっていたブリムオンPokémon-Icon 858g1 StSd.pngから構築作成をスタート。

ブリムオンで攻めていくためにはトリックルームが必要ですが、ダイマックスアタッカーのブリムオン自身でトリルを展開するのはあまり好ましくありません。

そこで、高耐久で信頼できるトリル展開役のサマヨールPokémon-Icon 356 StSd.pngを採用。

ここからは先発のポケモンで削りを入れた後トリルをし、ブリムオンの後発ダイマックスでゲームを終わらせる展開を理想として他の枠を考えていくことにしました。

そこで参考にしたのはKIさん(@Aisia32)が前期に使用されていた並びです。

Pokémon-Icon 858g1 StSd.pngPokémon-Icon 876a StSd.pngPokémon-Icon 887 StSd.pngPokémon-Icon 639 StSd.pngPokémon-Icon 727 StSd.pngPokémon-Icon 356 StSd.png

t.co

先発に叩き枠+テラキオンPokémon-Icon 639 StSd.pngを選出することによって削りを入れられるだけではなく叩きの脅威によって相手のダイマックスも誘発することができ、後発ダイマックスと相性がいいと考えました。場合によってはテラキオンダイマックスさせることも可能で、柔軟性の高さも期待できると感じました。

叩き枠として運用できるポケモンは色々いますがマニューラPokémon-Icon 461 StSd.pngを選択し、基本選出が完成しました。

Pokémon-Icon 461 StSd.pngPokémon-Icon 639 StSd.pngPokémon-Icon 356 StSd.pngPokémon-Icon 858g1 StSd.png

残りの2体ですが、そのうちの1体はセキタンザンPokémon-Icon 839g1 StSd.pngに圧力をかけることが可能な連撃ウーラオスPokémon-Icon 892 StSd.pngを採用。

最後の1体は

トリルを展開する選出Pokémon-Icon 356 StSd.pngPokémon-Icon 858g1 StSd.png

トリルをしない選出Pokémon-Icon 639 StSd.pngPokémon-Icon 461 StSd.pngPokémon-Icon 892 StSd.png

の両方で採用できるポケモンを探していたところ、モロバレルPokémon-Icon 591 StSd.pngに辿り着きました。

トリルをした場合は多くのポケモンの上からキノコの胞子で眠らせることができ、トリルをしない場合では叩いた後のテラキオンを怒りの粉によって守ることができると考えました。

この並び

Pokémon-Icon 461 StSd.pngPokémon-Icon 639 StSd.pngPokémon-Icon 356 StSd.pngPokémon-Icon 858g1 StSd.pngPokémon-Icon 892 StSd.pngPokémon-Icon 591 StSd.png

でしばらく回していましたが、アイアントPokémon-Icon 632 StSd.pngやその他の鋼ポケモンに対しての立ち回りがシビアになっていると感じました。特にアイアントに対しては怒りの粉+トリックルームを選択せざるを得ません。

そこで叩き枠のマニューラエンニュートPokémon-Icon 758 StSd.pngに変更しました。鋼ポケモンに対する炎技だけではなくこの指とまれを使用してくるピッピPokémon-Icon 035 StSd.pngやピクシーPokémon-Icon 036 StSd.pngに対しても有効な打点があります。

 

 

 

個別解説

ウーラオス

f:id:lunarn_poke:20201006012021j:image

176(4)-182(252)-120-*-80-163(252)

トリルをする前の削り役兼トリルが切れたあとのお掃除役。

連撃ウーラオスアクアジェットを採用していることが多いですが、キノコの胞子やトリル、こちらのトリルを妨害するための挑発に対して有効な挑発を採用しています。

 

ブリムオン

f:id:lunarn_poke:20201006012220j:image

164(252)-*-116(4)-206(252)-123-30

この構築のエースアタッカー。

このポケモンダイマックスをすることが最も多いです。基本的にサマヨールでトリルをすることが多いため、トリルではなく守るを採用しています。

 

テラキオン

f:id:lunarn_poke:20201006012234j:image

167(4)-181(252)-110-*-110-176(252)

トリルをする前の削り役。

基本的にダイマックスすることは少ないですが、テラキオンの通りが非常にいい時はダイマックスをすることがあります。持ち物は水半減のイトケの実を持たせていましたが、最終日付近はミラーやウーラオス(特に一撃の型)を意識してヨプの実に変更しました。

 

モロバレル

f:id:lunarn_poke:20201006012245j:image

211(172)-*-101(84)-137(252)-110-31

特攻に大きく努力値を割いた個体となっています。

突撃チョッキ持ちでないアシレーヌであればヘドロ爆弾2発で倒すことができます。

はじめは飛行半減のバコウの実を採用していましたが、そもそもウォーグルファイアローなど飛行技メインのポケモンに対して好んで選出することはなく発動機会が滅多にありませんでした。

そこで氷半減のヤチェの実に変更し、構築単位でキツかったアシレーヌに対抗できるようにしました。相手のアシレーヌダイマックスターンを消費させつつヘドロ爆弾でブリムオンのダイマックス技の圏内まで削っていく他、ラプラスのキョダイセンリツを耐えてキノコの胞子を入れるなど、ヤチェの実が有効に働く場面が非常に多くありました。

 

エンニュート

f:id:lunarn_poke:20201006012301j:image

143-*-81(4)-163(252)-80-185(252)

叩き枠としてマニューラに代わって採用したポケモン

アイアントなどに対しての熱風、叩きを妨害してくるピッピやピクシーに対して有効なヘドロ爆弾と攻撃技が優秀です。炎技はサイドチェンジやこの指とまれを意識して火炎放射ではなく熱風を選択しました。

 

サマヨール

f:id:lunarn_poke:20201006012311j:image

147(252)-*-183(132)-*-166(124)-27

トリル展開役として信用しているポケモン

手助けの枠を鬼火にしていましたが、ナインさんから手助けダイバーンでダイマックスしたダダリンを倒すことができると聞いたので手助けに変更しました。

 

 

 

基本選出

基本選出①Pokémon-Icon 639 StSd.pngPokémon-Icon 758 StSd.pngPokémon-Icon 356 StSd.pngPokémon-Icon 858g1 StSd.png

先発で削りを入れつつ、ブリムオンで後発ダイマックスする立ち回りを心がけます。

テラキオンの通りが非常にいい時はテラキオンダイマックスさせます。

基本選出②Pokémon-Icon 892 StSd.pngPokémon-Icon 758 StSd.pngPokémon-Icon 356 StSd.pngPokémon-Icon 858g1 StSd.png

テラキオンを選出しづらい時や、ファイアロー+@1で投げられそうな場合に選出します。

ファイアロー@1に対しては猫騙しや交換を駆使してダイマックスターンを枯らしつつトリルを展開、ブリムオンの打開ダイマックスを狙います。

基本選出③Pokémon-Icon 591 StSd.pngPokémon-Icon 356 StSd.pngPokémon-Icon 858g1 StSd.pngPokémon-Icon 892 StSd.png

アシレーヌや雨パなどに対してこの選出をすることが多いです。アシレーヌに対してはヘドロ爆弾でダメージを蓄積させながらトリルをします。トリル中はブリムオンで攻めてトリルが切れたらウーラオスで残りのポケモンを倒していきます。

 

 

 

さいごに

S10は最終2桁前半という自分にしてはいい成績を収めることができて嬉しかったです。

今期は前期とは異なってイアルさん(@iaru_poke)に「お前の構築は欠陥構築だ」と罵られることはありませんでした。

一緒に構築を考えてくれたナインさんありがとう。

そしてここまで読んでくださった方々ありがとうございました。